イレギュラーな日
- 整形コンサルコム
- 3月19日
- 読了時間: 2分
春の訪れを感じるようになりました。
整形外科のクリニックで起こる、不思議な現象です。
2025/3/19
毎年、3月31日をどの様にお過ごしでしょう。
この日は、何故か来院の患者様の少ないのが
整形外科外来の特徴です。
―春の主な行事
公的事業の年度末
月末、月初めの前後
春休みに入り家庭で過ごす時間が多いとき
お花見の季節
行楽のシーズン
歓送迎会の開催されるとき
新学期、入学式準備の前後
転居や転入で引越しを伴うときなど
年度末と新年度へ移行期に入り人の移動が増加や
イベントの機会が多くなります。
職場や家庭の環境が変わる時期に
一過性で、患者さんは多忙になり
この日の前後は、通院の患者様が減少します。
―患者さんが減る要因
リハビリに注視すると、患者さんの都合や状況により患者数が減少しがちです。
クリニックで、どれ位リハビリに依存をしているか見てみましょう。
―外来数の数え方
診察数A): 医師の診療、及び投薬、処置を施した人数を記録します。
外来数(B): その日の来院者の全体数を上げます。
B―Aにより実質にリハビリだけの来院数が分かります。
これを総数で割り、リハビリの締める割合が分かります。
単純に総外来数より、自クリニックにどれ位の人がリハビリの利用を
しているか把握します。
患者さんは他の優先事項が多くあると、3月の年度末の日は、
来院の患者数は減少します。
リハビリの割合が多いと、如実に現れます。
―クリニックの手隙の時間に行えること
スタッフは、日頃は、患者さんと接する業務が多いため
閑散期の場合に、何をしたら良いか分からない人がいます。
時間的に余裕がある日に短時間に出来る
勉強会、ミーティングを行います。
内容は、業務の連携、接遇、備品の確認、未収金のチェックなど
簡単なテーマにして、コミュニケーションを図り
業務時間を有効に活用します。
患者さんの減少を感じる時は
3月の季節イベント要因の一過性なのか、それ以外の要因なのか
見極めると良いです。
特にリハビリが主体の治療になっていないか認識しやすい日です。
クリニックをいつでも来院しやすい状況にすると、患者さんは安心します。
Ginza @ 160 (その他) イレギュラーな日 2025/3/19
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