メディカルフィットネスについてです。
ご参考になれば幸いです。 2024/12/18
皆様は、週に2回以上は、運動をしていますか。
毎日60分以上、8000歩以上は歩いていますか。
タンパク質は、十分に摂取していますか。
長時間、座りっぱなしのことはないですか。
生活スタイルを見直して、病気になる前の段階に
個人健康を医療施設、自治体などを通じて意識変革をする取り組み
「健康作りのための身体活動・運動ガイド2023」が再定義されました。
―メディカルフィットネスとは
厚生労働省が、運動療法を行う際に適して指定された施設です。
生活習慣病の発症、重症化のリスクのある方を対象にします。
√ クリニック
―運動型健康増進施設認 (令和5年参照)
1992年、医療法の改正にて、健康増進施設として運動施設の開設が
医療機関と連携をして、医学的な管理のもとに可能になりました。
―指定運動療法施設
運動型健康増進施設に加えて、医療機関併設の運動療法施設で管理をします。
運動療法に関しての知見があり、健康スポーツ医の認定を受けていて
運動療法に対しての指導、助言を行います。
このため、健康運動実践者を配置します。
健康運動指導士は、看護師、マッサージ師、はり、灸師、柔道整復師
理学療法士、作業療法士、臨床検査技師の有国家資格者で
養成講座を修了します。
医療法42条疾病の予防運動施設になります。
成人病、高齢者の疾病予防の必要の高い人へ保険指導、運動指導を行う施設です。
付随するクリニックで、医学的な管理と指導を適切に行います。
施設のクリニックは、一人1万円/(月額)保険の請求が出来ます。
―対象疾患
第2型糖尿病、高血圧、脂質異常症、変形性ひざ関節症の疾患で
状態が安定している人に、身体活動や、運動不足に
運動療法を取り入りいれて疾患の重症のリスクを低減します。
√ 患者さん
―人の習慣
体重増加、肥満は → メタボに →高血圧、高血糖、脂質異常症
運動習慣がないと → ロコモに →膝、腰が痛みなどになりやすいです。
―患者さんの運動しない理由
仕事が忙しくて時間がないこと
面倒くさいこと
これらが主の理由で、運動習慣を妨げます。
人は、加齢に伴い成人病、ロコモのリスクが高くなります。
―タンパク質について
運動は、筋肉の増加をするために、タンパク質の摂取が必要になります。
しかし、1kg当たり1、3g/1日を超えてしまうと、筋肉の増加が逆に悪くなり
必要に応じた摂取量にします。
また、タンパク質摂取によりフレイルやサルコペニアの予防になります。
必要なたんぱく質の量 (1日)
年齢 30〜49歳 男性 88〜135g
年齢 30〜49歳 女性 67〜103g
―患者さんのメリット
医療費控除の適用を受けます。
一人では、とかく維持しにくいチベーションが、健康と運動管理を一緒に
安全で安心して行い、医学的な面とサポートをすることで健康の向上になります。
また、運動は人の精神の向上と安定を図ります。
患者さんに健康予防の観点へ転化すると、クリニックのシナジー効果になります。
参照引用
厚生労働省
厚生労働科学研究成果データベース
Ginza @157(医療) メディカルフィットネス 2024/12/18
Comments