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預金把握の仕方

2020.09.19

先生のクリニックでは、どのように預金を把握されていますか。

資産表は、月遅れで報告されます。

このため、現状、自医院がどのような状態なのか

なかなか掴みにくい現実があります。

簡単で分かりやすい方法をお伝えします。

預金口座は、メイン口座とサブ口座の2つでOKです。

1メイン口座

主に収入の口座にします。社会保険基金、国保連合会からの入金口座です。

ここから、医薬品の支払い、人件費、固定費の支払いを行います。

それ以外の収入や支払いがある場合、こちらへ入金や引き落としにします。

2 サブ口座

メインとは異なる銀行で、サブ口座として使用してください。

こちらは、窓口の売上げを入金して、窓口入金専用の口座として使用します。

サブ口座からは、先生の給与、先生の関係者へ支払いのみにします。

この口座の範囲で、先生の生活を行います。

加えて、この口座からは少額の現金の支払いや、立替金がある場合に支払います。

2つの口座に分けることでクリニックが、今月にどれくらい使用したのか

およそ分かります。

また、サブ口座範囲内で、先生の生活を収めることで明瞭になります。

更にメイン口座の月末残高を見ることで、

今月の数字が、前月よりプラスか、マイナスかで利益になるかどうか把握ができます。

税金や大型の支払いのある月は変動します。

単月がプラスなら、余剰金になります。

コロナ感染が発生して、半期になります。

春から現状を見て、プラスなら感染が拡大しても経営的に対応が出来ます。

マイナスなら、何がしらかの対応が必要です。

1つは経営指針としての目安を立て、また2つに口座で分けて役割を管理することで、

より明確になります。

今後、余剰があり維持が可能かどうか判断が出来ます。

これは、単月の収支の目安として行うもので、決算や財務諸表とは全く異なります。

単月で、一気一憂するのではなく、長期的にどうするか方向性を見出すのに

参考としてお役立てください。

@Shirogane 68 (財務)

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