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Case 4 資金繰り (2)

2021.08.20

こんにちは。コンサルコムです。

Case 4 資金繰りの続きです。

クリニックで、資金繰りが上手くいかなかった場合に

銀行との間で、いくつかの方法があります。

1 銀行から、運転資金として融資を受ける

運転資金は、主に支払いに充当します。

また、資金繰りが不足する場合には、補充に当てます。

通常の返済期間は5年〜7年です。

この時点で、早めにコンサルタントにご相談ください。

理由は、クリニックの中で悩まずに済みます。

2 融資を一本化する

返済額が多い場合、融資を纏めて一本化して

毎月の負担額の軽減をします。

返済額は、軽減しますが、毎月の手元の現金が数ヶ月後に

消失をしてしまいます。

このため、融資の額を増額して上乗せを行い、借り換えの一本化を図ります。

借り換えをして手元に現金を残すことが出来るため

返済が可能になります。

返済期間は、通常10年で、保証付きの場合は15年です。

3 リスケジュールをする

資金繰りが、返済で上手くいかない場合に

既存の融資に対して、返済の猶予や減額交渉を行います。

猶予期間は、だいたい6か月から1年です。

返済を戻せるほど、利益が上がるようにして、

リスケジュール調整を銀行にお願いをします。

返済の猶予や減額交渉のリスケジュールをすることで、

資金が回ることになります。

この様な方法が、幾つかあります。

財務の状況によりますが、かつ選択と判断をするのは、

実際、経営者になります。

参考までに、

キャッシュフローとは= 当期利益 + 減価償却費

“資金とは、水と一緒です。

時に氷になり、また水蒸気として消えてしまいます。

資金もまた、債権や証券として、さらに不動産や、現金になります。

実態が掴めないために、時折でフローの状況が変化します。“

上記のようなケースもあります。

自院の資金状況を、把握しておくことをお勧めします。

参照引用

日本政策金融公庫

https://samurai-law.com/yushi/kinyu40/

参考文献

『銀行からの完全融資 完全マニュアル』 2021年 川北英貴 すばる舎

Ginza@82(経営)

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